コウヤマノート

一過性のブームなのか、それとも…

2017年7月4日

注目された東京都議会議員選挙は、小池都知事率いる“都民ファーストの会”の圧勝とともに、自民党の惨敗で終わった。

ずらりと並ぶ緑の薔薇を前に笑顔を見せる都知事と、まばらな紅い薔薇を背に苦悩の表情を見せる都連幹部との対比。形勢逆転し明暗がくっきりと分かれるこのような光景は、最近では久し振りのようにも感じられるが、いわゆる55年体制崩壊後は短期間のうちに繰り返されてきた。

その先駆けともなったのが1992年の“日本新党”の結成であり、その翌年の東京都議選。27人の議席を獲得し、いきなり都議会第3党に。そして同党の代表が一気に首相の座まで登りつめることになる。

相次ぐ汚職スキャンダル等により国民の政治離れが危機的な状況にあった中、経験したことのないダイナミックな政治的な動きが、多くの人たちに刺激を与え、若く、新しい政治家が続々と誕生していった。

私もその動きに刺激を受けて地方政治の世界に足を踏み入れた者の一人であった。

ただ、その後の展開はご承知の通りで、時おり新たな政治の動きに期待は膨らむもののすぐに萎んでしまう、その繰り返し。

その間私は、県議会議員から熊本市長という立場で、そして熊本県知事選への挑戦と、“公平公正で信頼される政治”を熊本の地で具現化しようと努力を重ねてきた。

今回は当時を上回り、一気に“都民ファーストの会”が都議会第1党に躍り出たこともあり、都政を通り越して、国政への進出にも関心が集まっている。

選挙戦では「旧い都議会から新しい都議会へ」とも言われていたが、今回もまた新しい政治の流れに期待する人たちは少なくないと思う。それだけに責任は重大。

都民優先の新しい都政を実現するのか、それとも再び一過性のブームで終わってしまうのか… 私自身の歩んできた道を振り返りながら、これからの展開に注目したいと思う。
http://www.yomiuri.co.jp/matome/20170530-OYT8T50074.html
幸山政史の一問一答幸山政史の会

スタッフダイアリー
幸山政史インタビュー
幸山政史facebookページ

 

QRコード