コウヤマノート

後発の利

2017年7月11日

後発の利
鹿児島市を訪れるたびに鹿児島中央駅周辺の様子を見てまわるのが恒例になっている。

熊本駅は新幹線開業から6年超に対し、鹿児島中央駅は新八代駅以南の先行開業があったことから既に13年を超え、常に熊本の少し先を走っているような存在。

象徴的な観覧車にアミュプラザや東急ハンズの入った駅ビル、高く広い大屋根に覆われた駅前広場、タクシー乗り場とバス乗り場は左右に分けられ、その先の市電の電停は軌道敷内緑化が施されている。

それらの側にはレンタサイクルのポートも数カ所設置されていた。もう少し足を伸ばすと、地元らしさ満載の屋台村は夜や週末は賑わっているとのことで、新たにシティホテルやオフィスビルもオープンしており、鹿児島の陸の玄関口としての整備が進むと同時に、様々な機能の集積も着実に進んでいる。

そしてあらためて熊本駅周辺の5~6年後を想像してみた。

在来線高架事業の完成に伴い、熊本駅の駅舎は在来線側も新しくなり、駅前広場も今の1.7倍ほど広がることで、バスやタクシーといった交通ターミナル機能が強化されることになる。

また“ゼロ番線”と呼ばれていたJR九州の所有地には、商業や住居等の複合機能を兼ね備えた再開発が完成していることだろう。

表面的には鹿児島中央駅周辺等と類似しているように聞こえるかもしれないが、その中に熊本らしさをどこまで表現できるのか、熊本城を含めた中心商店街エリアとの役割分担や連携を図り、どうやって相乗効果を生み出していくのか、熊本固有の事情にも対応しながら進めていく必要がある。

JR九州や行政から少しずつ青写真が示されつつあるが、“後発の利”を最大限に発揮していきたいものである。
幸山政史の一問一答幸山政史の会

スタッフダイアリー
幸山政史インタビュー
幸山政史facebookページ

 

QRコード