モンキーアイランド完成
2009年2月28日
心配されていた雨も上がり、熊本市動植物園・モンキーアイランドの落成式が行われた。動植物園では第1期の再編整備計画に基づいて、ホッキョクグマ舎、サルたちの森、そして今日のモンキーアイランドと、入場してすぐのエントランスゾーンを中心とした整備を進めてきた。
モンキーアイランドとは、池に囲まれた二つの島に、クロクモザルとワオキツネザルとが離され、木に登ったりロープを渡ったりするサルの生態を、金網越しでなく直接観察することが出来る。水を嫌うというサルの習性がそのようなことを可能にするらしい。有名な旭山動物園がそうであるように、熊本市動植物園でも出来る限り動物の息遣いや行動、生活習慣を間近で観ることが出来るような工夫が進められている。
映画が上映され、今でも大人気の旭山動物園を、私も数年前に訪れ、その動物たちのイキイキとした姿に魅了され、是非参考にしなければと思った。再編整備計画の第1期はこれで終わるが、今後も継続して整備を進めていきたい。そして、熊本市の自然環境の象徴でもある江津湖に面し、フラットで広々とした地形を活かし、尚且つ動物園と植物園とを併せもっていることから、様々な生命が実感できるような場所にしていくことで、旭山動物園に負けないような魅力的な場所にしていきたい。
今日は丁度韓国の旅行会社や旅行雑誌の方も訪れてくれていた。熊本城とともに熊本以外からもたくさんの皆さんが訪れてくれるような場所にもしたいものである。
先日の報道では、携帯やインターネットを使用することで、人を傷つけたり、深く傷つけられたりということが日常化しつつある。そして人の命を軽んじるかのような事件が相次いでいる。ここを多くの人が訪れてくれることで、少しでも不幸な事件が少なくなることを願っている。落成式には近くの園児たちがテープカットのお手伝いをしてくれて、歌や楽器の演奏で盛り上げてくれた。そしてサルたち動きを純粋な瞳で見つめていた。この子たちの瞳がいつまでも輝き続けるようなまちづくりが、私の目標でもある。

